楽天、「楽天スーパーポイント」をリアル店舗にも拡大 専用カードを発行

2013年3月5日 13:27

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「Rポイントカード」のデザイン例(画像:楽天)

「Rポイントカード」のデザイン例(画像:楽天)[写真拡大]

  • 「Rポイントカード」のデザイン例(画像:楽天)

 楽天は5日、「楽天スーパーポイント」による集客・送客サービスの一環として、2013年春を目途に新たに共通ポイントカード「Rポイントカード」を発行し、リアル店舗における「楽天スーパーポイント」の利用を試験的に開始すると発表した。

 楽天グループでは、既に電子マネー「楽天Edy」やクレジットカードの「楽天カード」によるリアル店舗での決済時に、利用金額に応じた「楽天スーパーポイント」を付与・充当するサービスを提供しているが、今回これらに加え、共通ポイントカード「Rポイントカード」を発行することにより、さらに多くの小売業をはじめとしたリアル店舗において「楽天スーパーポイント」の活用を可能にするポイントプログラムを提供する。

 具体的には、「Rポイントカード」に収められたバーコードや磁気情報により、ポイントプログラム加盟企業の店頭のPOSや端末を介して楽天会員が「楽天スーパーポイント」を貯めたり、ポイントによる支払いを可能にする。

 また、インターネット発の共通ポイントプログラムとして、「楽天会員8,156万人向けにネット上で提供している『楽天スーパーポイント』と自動的に合算される」、「楽天グループが持つ各種メディアでの告知による露出・送客効果」、「自社や他のポイントプログラムとの併用が可能」、「既存の磁気カード、バーコードの仕組みを利用するため、POSレジを利用している場合は新たなハードウェア投資は基本的に不要」、「業界最安価な事務手数料水準」などのメリットを加盟企業に提供していく。

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