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東洋エンジニアリング、ナイジェリアで大型肥料プラントを受注
東洋エンジニアリング(TOYO)は4日、同社と韓国Daewooグループのナイジェリア法人Daewoo Nigeria Limitedが、今回インドラマグループがナイジェリア連邦共和国リバース州に建設する世界最大級の肥料プラントプロジェクトの発注内示書を受領したと発表した。
インドラマグループのナイジェリア法人に対してTOYOは2011年10月からFEED業務(基本設計の一部とコスト積算サービス)を実施してきたが、今回同社の技術力とプロジェクト計画力が評価された。TOYOの契約範囲は、尿素ライセンス供与、肥料プラントの基本設計・詳細設計・調達と試運転で、Daewoo Nigeria Limitedは建設工事を請負う。プラントは2015年末のスタートアップを予定している。
同プロジェクトは、日産2,300トンのアンモニアプラント、同4,000トンの尿素プラントとユーティリティ設備で構成される大型肥料プラントを建設するもの。アンモニアは米国KBR、尿素はTOYOのプロセスが採用されている。
同プロジェクトに適用されるTOYOの尿素合成技術「ACES21」と大粒造粒技術は建設費とユーティリティ消費量の低減に秀でており、現在までに世界中でACES21は9プラントに、大粒造粒技術は22プラントに採用されている。
TOYOは尿素技術のライセンサーであると共に肥料プラントのEPCコントラクターとして世界トップクラスの実績があり、現在もベネズエラおよびインドネシアで肥料プラントのEPCプロジェクトを遂行中。なお、今回のプロジェクトはTOYOにとってナイジェリア初のプロジェクトとなる。
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