シャープ、4K2Kの高精細表示で業界最薄の32型IGZO液晶ディスプレイを発売

2012年11月28日 12:25

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IGZO技術を搭載した32V型液晶ディスプレイ<PN-K321>(画像:シャープ)

IGZO技術を搭載した32V型液晶ディスプレイ<PN-K321>(画像:シャープ)[写真拡大]

 シャープは28日、独自開発のIGZO技術を搭載し、フルHDの4倍の解像度を持つ4K2K(3,840×2,160ドット)表示を可能とした32V型液晶ディスプレイを発売すると発表した。発売日は2013年2月15日。

 4K2K表示の高精細ディスプレイは、映像やグラフィックの作成・編集業務、細かな文字やグラフなどを多用する金融関連業務、精細な図面表示が必要なCAD業務など、多くの用途で需要の拡大が見込まれている。

 今回発売する製品は、従来に比べ液晶パネル上のトランジスタ(TFT)の小型化が図れ、1画素あたりの光の透過量を高めた最新の高精細ディスプレイ。4K2K表示により、細かな文字や画像の細部までより多くの情報量を一覧で鮮明に表示できるため、スクロールする手間が省け業務効率も高まる。

 また、IGZO技術の搭載により、専用設計のエッジ型LEDバックライトの採用が可能となり、奥行を約35mmに抑えた業界最薄の本体デザインを実現した。32V型の大画面ながらオフィスのデスクに置いても圧迫感がない。また、公共スペースなどにも違和感なく設置できる。さらに、入力端子は最新のDisplayPortとHDMIに対応しているため、1本のケーブルでパソコンと接続し、4K2Kの大容量データを表示することが可能。

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