『第3病院』少女時代スヨン、遺言を公開・・・サッドエンディング!?

2012年11月3日 16:56

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tvN水木ドラマ『第3病院』では、脳腫瘍患者役を演じているスヨン(少女時代)の遺言が公開され、ハッピーエンドを願う視聴者たちの声がより一層激しさを増している。

tvN水木ドラマ『第3病院』では、脳腫瘍患者役を演じているスヨン(少女時代)の遺言が公開され、ハッピーエンドを願う視聴者たちの声がより一層激しさを増している。[写真拡大]

  • tvN水木ドラマ『第3病院』では、脳腫瘍患者役を演じているスヨン(少女時代)の遺言が公開され、ハッピーエンドを願う視聴者たちの声がより一層激しさを増している。

 tvN水木ドラマ『第3病院』(演出:キム・ヨンジュン、キム・ソルメ、ミョン・ヒョヌ、脚本:ソン・ジンミ)では、脳腫瘍患者役を演じているスヨン(少女時代)の遺言が公開され、ハッピーエンドを願う視聴者たちの声がより一層激しさを増している。

 11月1日に放送される第18話の予告編(http://youtu.be/0rsfq3qz768)では、元気のない様子で病院のベッドに横たわりオ・ジホ(キム・スンヒョン役)に遺言を残すスヨン(イ・ウィジン役)の姿が描かれた。

 キム・ミンジョン(ジン・ヘイン役)に向かって「スンヒョンさんのこと、お願いします。私が死んだらすごく悲しむと思うから・・・」と言い、オ・ジホの手のひらに指で何かの文字を書き、遺言のメッセージを残している。その後、オ・ジホが嗚咽するシーンが流れ、スヨンの死によって『第3病院』が悲しい結末で終わってしまうのではないかと心配する視聴者らの声が相次いでいる。

 前回第17話では、韓方抗がん剤開発のために命がけで奮闘するオ・ジホの姿が描かれ、完成も目の前に来たかのように思われた。しかし、スヨンの体力が持たないかもしれないという推測がなされ、愛する人が死ぬかもしれないというのに何もしてあげられないと嘆くオ・ジホの絶望感と、それを傍で見守るキム・ミンジョンのやるせなさが繊細に描かれ、視聴者悲しみもMAXに達した。

 第18話の予告編が公開され視聴者の熱い反応が続く中、『第3病医院』の制作陣は、「このシーンは、嗚咽するオ・ジホと、淡々と自分の死を受け入れるスヨンの対照的な感情表現が際立つ、作品の中でも最高の名場面のひとつとなるシーンだ。是非期待して見てほしい」と伝えた。切ないテーマ曲をBGMに、オ・ジホ、スヨン、キム・ミンジョンの熱演が光を放ち、まるでミュージックビデオのワンシーンを連想させるような映像を完成させたとのこと。

 特に、このシーンでは、スヨンの熱演に注目したい。オ・ジホの手を握り、切ない眼差しを向けるスヨンの演技は、最高の演技派アイドルの名にふさわしい名演技との評価を受けた。スヨンは、『第3病医院』を通じて元気ハツラツな女子高生からヴィオラ奏者、余命宣告を受けたガン患者の役まで、さまざまなキャラクターを完璧に演じ切り、歌手としてだけでなく女優としても認められた。

 なお、ドラマの後半部で四角ロマンスの鍵を握っていたスヨンの生命が危篤状態に陥り、主人公らがそれぞれの愛を成就することを望んでいたファンらの声援も更にヒートアップしてきた。視聴者らは、「まさか、主人公のひとりであるスヨンが死ぬなんて!?」「スヨンを生かしてあげて!」「スンヒョン♡ウィジンを応援します!」「ハッピーエンドで終わらせて!」などと熱いメッセージを送っている。

 『第3病院』は、西洋医学と韓方医学の協診病院の神経外科を舞台に、天才神経外科キム・ドゥヒョン(キム・スンウ)と天才韓方医キム・スンヒョン(オ・ジホ)が仕事と恋をめぐって繰り広げる運命的対決を描いたメディカルドラマ。初回から最高視聴率1.63%(AGBニールセンケーブル加入世帯基準)を記録し、水木ドラマの新たな王者の誕生を予告した。

 最終回まであと2話を残し、4人の主人公のすれ違いの愛が果たしてどんな結末を迎えるのか関心を集めている中、これまでのメディカルドラマでは見ることのできなかった“西洋医学と韓方医学の協診”という独特な題材がラブストーリーと絶妙な調和を成し、視聴者たちに斬新な見どころを提供している。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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