『第3病院』少女時代スヨン、脳腫瘍宣告を受け嗚咽熱演・・・新“涙の女王”に

2012年10月12日 21:56

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tvN水木ドラマ『第3病院』では少女時代のスヨンが、胸を打つ嗚咽演技を披露し視聴者を感動させた。

tvN水木ドラマ『第3病院』では少女時代のスヨンが、胸を打つ嗚咽演技を披露し視聴者を感動させた。 [写真拡大]

 tvN水木ドラマ『第3病院』(演出:キム・ヨンジュン、キム・ソルメ、脚本:ソン・ジンミ)では少女時代のスヨンが、胸を打つ嗚咽演技を披露し視聴者を感動させた。

 10日に放送された第11話でウィジン(スヨン)は、自分が脳腫瘍を患っているという事実を知った。スヨンは、夢に見たオーケストラのヴィオラ奏者に選ばれた初コンサートで、突然手の力が抜け、持っていた楽器を落としてしまう。

 大事なコンサートを台無しにした彼女はオーケストラから追い出され、家に帰る途中、偶然会ったキム・ドゥヒョン(キム・スンウ)の前で倒れる。ウィジンを病院に運んだドゥヒョンは、彼女が脳腫瘍を患っているという事実を確認し、結局ウィジン本人もその事実を知ることになった。

 さらに、ウィジンはキム・スンヒョン(オ・ジホ)の父キム・ハユン(パク・グニョン)から、「初恋を忘れられず、もはや行き場のないスンヒョンにはこの事を知らせないでくれ」と言われ、自分の病気は回復する見込みがないことを知った。愛する人の傍を離れなければならない状況に置かれたウィジンは結局スンヒョンの前で涙を流し、悲しい愛の始まりを予告した。

 スヨンは、絶望の状況に立たされたウィジンの姿を見事に演じ切り視聴者の視線を集中させた。中でも、愛する人を前に自分が病にかかっていることを隠さなければならないという難しい演技を完璧に表現したとの好評を得た。

 放送を見た視聴者らは、「スヨンの演技が光ってた!」「ウィジンの気持ちが痛いほど伝わって来た」「スンヒョン先生、どうかウィジンを治してあげて!」「貰い泣きしちゃった」などと、熱い反応を示した。

 なお、第12話では、突然消えたウィジンを心配するスンヒョンの姿とヘイン(キム・ミンジョン)に想いを伝えるドゥヒョンの姿も描かれる予定。

 『第3病院』は、西洋医学と漢方医学の協診病院の神経外科を舞台に、天才神経外科キム・ドゥヒョン(キム・スンウ)と天才漢方医キム・スンヒョン(オ・ジホ)が仕事と恋をめぐって繰り広げる運命的対決を描いたメディカルドラマ。初回から最高視聴率1.63%(AGBニールセンケーブル加入世帯基準)を記録し、水木ドラマの新たな王者の誕生を予告した。

 4人の主人公に加えてパク・グニョンやイム・ハリョンなど演技派俳優が勢ぞろいし、これまでのメディカルドラマでは見ることのできなかった“西洋医学と漢方医学の協診”という独特な題材をもとに、方法は異なるが患者を治してあげたいという気持ちだけは同じである彼らの情熱と激しいプライドの戦い、そしてディテールを生かした漢方治療はもちろん、難度の高い脳手術までリアルに描写して、新鮮な見どころを提供している。

 一方、『第3病院』の公式HPでは、キム・スンウ、オ・ジホ、キム・ミンジョン、スヨンら主人公たちのロマンスを強調した“4人4色のミュージックビデオ”の公開とともにイベントが行われている(関連リンクhttp://3hospital.interest.me/Index/20/Board/View)。10月28日まで続くこのイベントは、彼ら4人のロマンスが進展するにつれ多くの関心を集めている。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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