東欧と東アジアのハッカーを比較、東欧の方がより巧妙で戦術的

2012年9月21日 15:24

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 Trend Micro社サイバーセキュリティー副社長のTom Kellermann氏が、東欧と東アジアのハッカーを比較し、東欧地域のハッカーらの方が格段に巧妙で戦略的であるとの結論を出した(本家/.Security Week記事)。

 東欧のハッカー達の特徴は、強固なアンチデバッグ技術と複雑な指令制御構造を用いることであり、サードパーティ製のツールを使用する事なく、ハードコーディングでマルウェアをカスタマイズしている。一方、スピードと生産性を重視する東アジアのハッカー達は、既存のツールを使って素早くマルウェアを仕掛けるのだそうだ。技術レベルの成熟度では、東アジアのハッカーは東欧のハッカーにはおよばずとのこと。

 戦闘戦術に例えるなら、東欧のハッカーがキャンペーンを打つ時はスナイパーのように行動し、東アジアのハッカーは「thousand grains of sand」技法で全エコシステムを占領する傾向があるとのこと。

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