モスフードサービス、新業態店舗「麺菜厨房ともす」を開店

2012年7月3日 18:53

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店舗内観(写真:モスフードサービス)

店舗内観(写真:モスフードサービス)[写真拡大]

  • 店舗外観(写真:モスフードサービス)

 モスフードサービスは3日、同社の子会社である株式会社トモスが、7月5日に「麺菜厨房ともす 渋谷文化村通り店」を、東京都渋谷区にオープンすると発表した。

 同店舗は、“野菜をおいしく、たっぷり食べられる「スープ麺」と「スープごはん」の店”をコンセプトとする、モスバーガーグループの新業態店舗。今回の1号店で顧客層や販売状況、メニュー等の分析を進め、今年度中に3店舗の展開を目指す。

 「麺菜厨房ともす」のメニューは、鶏ガラスープをベースとし、全粒粉麺を使用したあっさり塩味の「野菜たっぷり麺(塩味)」(850円)や、十六穀米に6種の野菜をのせたスープごはん「野菜たっぷりスープごはん(ピリ辛)」(850円)などを用意している。器には土鍋を使用し、最後まで温かいスープを楽しめる。また、塩味やトマト味などの4種類のスープ、カボチャやパプリカなど10種類の野菜から選んで、自分好みにアレンジできるカスタマイズメニューも導入している。

 同店舗は、モスバーガーグループの強みを活かし、全国約3,100件の協力農家による農薬や化学肥料に極力頼らない方法で生産された野菜を中心にしたメニュー構成で、健康を意識する顧客をターゲットとしている。女性一人でも利用しやすいように内装は明るいウッド調でまとめ、落ち着いて食事ができる空間と、温もりのある雰囲気にこだわった。

 また、店内にはその日に使用している野菜の生産者を紹介する写真を掲示している。麺を提供する店舗ではめずらしい野菜ソムリエの資格をもつ店長が、野菜たっぷりのオリジナルメニューを提供する。

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