【銘柄診断】メッセージはTOBが成立し今期も最高益だがインパクトは乏しい

2012年4月16日 14:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  メッセージ <2400> (JQS)が戻り足を強めてきた。業績はきわめて好調に推移している。主力の介護付有料老人ホーム事業(アミーユ事業)、サービス付き高齢者向け住宅事業(Cアミーユ事業)とも好調に推移しているため、前2012年3月期は営業利益63億円と、前々期比11%増益となった模様だ。

  前々3月期がピーク利益なので2期連続の最高益となる。訪問介護事業のジャパンケアサービスグループ <7566> (JQS)に対するTOBが成立した。従来の有料老人ホーム運営に在宅介護事業が加わり、介護事業を一貫して行う態勢が整うったことになり、先行きのプラス要因として考えられる。

  アミーユ事業、Cアミーユ事業の拡大が続くため、今2013年3月期についても増益確保の方向は変わらない。足元の業績は順調なのだが、それでも期待買いで示現した昨年8月15日の高値2895円には及ばない状態が続いている。もう好業績だけでは新展開入りは難しくなっているのかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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