東電、山梨県のメガソーラー「米倉山太陽光発電所」を運転開始 

2012年1月27日 22:21

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米倉山太陽光発電所外観(画像:東京電力)

米倉山太陽光発電所外観(画像:東京電力)[写真拡大]

 山梨県と東京電力は27日、2009年1月に山梨県甲府市米倉山(こめくらやま)地点において、メガソーラー計画を共同で進めることについて合意し、これまで建設をすすめてきたが、本日、「米倉山太陽光発電所」の運転を開始したと発表した。

 米倉山太陽光発電所は、最大出力10,000kW、年間発電電力量は一般家庭約3,400軒分の年間使用電力量に相当する約1,200万kWh、これによるCO2削減効果は年間約5,100t(一般家庭約1,000軒分の年間CO2排出量に相当)を見込んでいる。

 なお、運転開始と併せて開館する、山梨県運営のPR施設「ゆめソーラー館やまなし」では、太陽光発電等の普及啓発活動の推進に加え、山梨県の環境への取り組みや次世代エネルギーに関する情報を国内外に発信していく。

 山梨県では、2009年3月に策定した「山梨県地球温暖化対策実行計画」に基づき、地球温暖化対策を計画的、総合的に推進していくこととしている。この発電所は実行計画の中核をなすものであり、同県では、今後とも地域特性を活かし、太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入や普及啓発などにこれまで以上に取り組んでいく方針。

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