出版社への著作隣接権付与、継続審議へ

2012年1月13日 19:29

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 文部科学省および文化庁が検討していた「出版社への著作隣接権付与」について、継続審議とする結果報告を行った(文化庁の「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」報告の公表)。

 「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」は、最近注目されている電子書籍について、その利用を推進するための検討を行う会議。検討の内容については上記ページで公開されている概要などをチェックしてほしいが、そのなかでも「出版社への著作隣接権付与」については出版社が出版物に対するより強い権限を持つことになり、著者の権利が制限されるとして漫画化の赤松健氏などが懸念を示していた(togetterまとめ1まとめ2)。

 出版社側は著作隣接権を持つことで、違法な複製や配信などに対しより強いアクションを取れると主張している(ITmedia)。ただし、著作隣接権を認めてしまうと、たとえば出版契約が切れた出版物に対し、著者がほかの出版社からの出版を希望してもそれを出版社が拒否できるようになるほか、赤松氏が進めている「二次創作物をオリジナルの著者の許諾を得た上で配布する」といったことも難しくなる。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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