ケンタッキーフライドチキン、クリスマス期間の売上が過去最高の約58億円

2011年12月26日 20:57

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 日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は26日、同社が展開するケンタッキーフライドチキン(KFC)の、今年のクリスマス期間(平成23年12月23日~25日の3日間)の売上が、合計57億8,052万円で、昨年の記録をさらに上回り、過去最高となったと発表した。

 内外ともに経営環境が厳しいなか、高い支持を得た要因について同社は、「本年は例年よりも身近な人との絆を深める機会としてクリスマスに集まる傾向が強く、"うちごち(お家でご馳走)"需要が高まったことに加え、『クリスマスはケンタッキー』という37年間にわたるKFCのキャンペーンが定着したこと、そして、『おいしいチキンの専門店』として素材にこだわり、安全で品質の高い、店舗で手づくりするおいしさをご提供し続けてきたことの結果と考えている」とコメントしている。

 今回KFCでは、家族や友達同士、職場など、さまざまなパーティで楽しめる商品をバラエティ豊かに用意。クリスマスの定番となっている「パーティバーレル」や「クリスマスパック」、高級ローストチキン「プレミアム ローストチキン」、「五穀味鶏 ローストレッグ」や「五穀味鶏 胸肉のロースト」などに加えて、昨年一部店舗で販売し好評を得た「プレミアム ディナーセレクト」、「プレミアム ファミリーセレクト」を全店で販売。さらに、今年初登場の「五穀味鶏の赤ワイン煮」を店舗限定で販売するなど、人数や好みに合わせて選べるバラエティ豊かな商品を発売した。いずれも、"おいしいチキンの専門店"として、品質の高い素材を使って店舗で手づくり調理するKFCならではのラインナップとした。

 店舗で手づくり調理するKFCでは、提供できる商品の数量が限定されるため、より多くの顧客の要望に応えられるよう、10月21日から予約受付を開始し、"ケンタッキークリスマス"のTVCMを11月からオンエアして予約の促進を図った。TVCMにはKFCの顔としてお馴染みの女優の綾瀬はるかさんを起用し、イメージソングは竹内まりやさんがKFCのために書き上げ、今やクリスマスの定番ソングともなった「すてきなホリディ」で、クリスマスキャンペーンを盛り上げた。

 その結果、今年の全国のKFCチェーン1,148店(稼動店)のクリスマス期間3日間における総売上は、57憶8,052万円(前年比103.4%)を達成した。また、「プレミアムローストチキン」、「プレミアムディナーセレクト」など、各種の完全予約限定商品はそれぞれ完売となった。

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