関連記事
放射性廃棄物中間貯蔵施設 福島に設置の方針
2011年9月12日 11:00
記事提供元：エコノミックニュース
藤村修官房長官は9日、東京電力福島第一原発事故により生じた放射性物質に汚染された土や瓦礫などの廃棄物を一時的に貯蔵する「中間貯蔵施設」について、福島県内に設置する政府の方針にかわりないことを明らかにした。
ただ、「具体化には地元の理解が必要」とし、「細野豪志原発事故収束・再発防止担当大臣を中心に、地元のみなさんに丁寧に説明し、地元の声をききながら取り組んでいく」と語り、いつまでに設置するという期限を設けず、地元の理解を得て設置できるよう働きかけていく姿勢を強調した。
原発事故による放射性廃棄物については最終処分場のメドが全くない中で、一時的貯蔵がどれくらいの期間になるのか、そうした道筋が立たない限り、福島県民の理解を得るのはかなり高いハードルになっている。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
原子力発電・放射能の最新ニュース
- 福島第一原発の処理水放出が始まる、完了まで30年の見通し 8/26 09:45
- 日仏担当相が原子力で協力深化へ 共同声明に署名 5/ 7 15:38
- 世界で原発に対する姿勢が一変、日本は「原発過敏症」を克服できるのか? (2) 9/ 9 10:49
- 世界で原発に対する姿勢が一変、日本は「原発過敏症」を克服できるのか? (1) 9/ 9 08:04
- 中国・台山原子力発電所の事故、設計上の欠陥が原因か 12/ 9 11:39
